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転職エージェントの正しい使い方

      2016/01/13

エージェントP
転職エージェントって登録すれば、あとはエージェントがその人に合った求人案件を探してくれるんですよね?
エージェントY
いやいやぺーちゃん、転職エージェントは転職活動をサポートしてくれる心強い存在ではあるけど魔法使いではないからね。エージェントに頼むだけで転職に成功できると思ったら大間違いだよ。
伝説のエージェント
エージェントPよ、「転職エージェントに行けば自分に合った求人案件を紹介してくれる。」もちろんこれは間違いではない。問題はその次だ。
エージェントP
次ですか??
伝説のエージェント
エージェントが勧める求人だからといって100%安心とは言い切れないってことだ。
エージェントY
以前、紹介案件の中に業界では有名なブラック企業が入っていた…… なんて話を聞いたことがあります。
エージェントP
そんな……。
エージェントY
ぺーちゃん、残念だけどそれが現実みたいだよ。なかには営業色の強いエージェントもいて、年収の高い企業に押し込まれることだって考えられるんだ。
伝説のエージェント
その通りだ。転職エージェントは使い方次第で毒にも薬にもなりえる。人生を大きく左右する転職をエージェント任せにし、入社後に「聞いていた話と違った……」なんてことになっても誰も助けてくれないからな。
エージェントP
そうなんだ……。じゃあ、転職に失敗しないためには転職エージェントをどのように使えば良いのでしょうか?
伝説のエージェント
それでは今回は我々、転職失敗バスターズが推奨する転職エージェントの正しい使い方を紹介しよう。

紹介された企業をとことんストーキング

伝説のエージェント
何度も言うが転職は人生を大きく左右する可能性が非常に高い。だからこそ妥協することなく臨むべきだ。エージェントに紹介された求人案件を自分自身で徹底的に調べる。これは必須事項だ。
エージェントP
自分で調べるって言ってもどうやってですか?それこそエージェントに任せたほうがよくないですか??
エージェントY
ぺーちゃん、ネットを使えば気軽に調べられるんじゃない?というかぺーちゃんの得意分野でしょ。
エージェントP
はい、ネットストーキングに関して僕の右に出る奴はそうそういないでしょうね。
エージェントY
いばるんじゃないよ。

企業サイトをチェック

伝説のエージェント
今やネットにない情報を見つけるほうが大変な時代だ。この情報網を使わない手はない。まずは企業サイトのチェックだ。
エージェントP
なるほど。自社サイトを持っていない企業のほうがめずらしい時代ですもんね。
伝説のエージェント
そうだ。そこには事業内容はもちろん、企業理念や社長の想い、スタッフ紹介なども掲載されている。まずは社名で検索し、その会社に共感できるのか、自分の夢や目標は成し遂げられそうなのかチェックしよう。

業績・財務状況をチェック

エージェントY
自社サイトに貸借対照表や損益計算書を載せている企業も多いですよね。これらの数字を比較することで企業の現状が把握できそうですね。
エージェントP
たいひゃくたいひょうひょう…… 早口言葉?
伝説のエージェント
貸借対照表とは、会社が事業資金をどうやって集めて、どのような形で保有しているかを表すものだ。数年分の業績数字を比較することで企業の現状が把握できるし、営業利益の推移を見ることができる損益計算表では企業の基礎体力が判断できるんだ。

IR情報をチェック

エージェントY
ボス、IR情報もチェックすべきですか?
伝説のエージェント
エージェントY、その通りだ。
エージェントP
あ、あいあいーる……??
エージェントY
ぺーちゃん、IR情報というのは企業が株主や投資家に対して財務状況や戦略などを公開し、信頼関係を築くための活動のひとつなんだ。
伝説のエージェント
企業サイトと違ってIR情報にはその企業の実態が表われる。そのため企業の現状を把握するにはもってこいの資料だ。
エージェントP
なんか…… ゲ◯吐きそうです。
伝説のエージェント
確かに最初はとっつきにくいかもしれないが、こういう資料に慣れておくと、後々役に立つぞ。

まあこのあたりは別の機会にでもゆっくり説明しよう。

転職会議でチェック

エージェントP
ボス、転職会議って知ってますか?僕このサイト好きなんですよね。
伝説のエージェント
エージェントP、めずらしく勉強熱心だな。
エージェントY
ボス、違いますよ。
ぺーちゃんのやつ、夜な夜なウチの組織のありもしない悪口を書き込んでるんですよ。
エージェントP
!?
なぜそれを! ヤスさん、公私混同甚だしいですぞ!
エージェントY
意味がわからないよ。
伝説のエージェント
…続けるぞ。

転職会議というのは企業のクチコミを集めた転職サイトだ。

エージェントP
会社概要から中途採用の有無、特集記事から評価・評判、社風、噂、掲示板、年収、売上、入社対策、社長ブログやTwitter、女性社員の血液型から住所、電話番号、好きな男性のタイプ、スリーサイズ、◯◯した日から◯◯した日まで……
エージェントY
やめろーーーーーーーー!!!!!!!!
伝説のエージェント
後半、エージェントPの願望が入っているな。まあ、とにかく幅広い情報が網羅されているのは間違いない。
エージェントP
僕には見えるんだけどな……。
エージェントY
(いよいよ妄想と現実の区別がつかなくなってる……)
エージェントP
でも閲覧するには現職の企業か過去に勤めていた企業に関するクチコミを入力しないといけないんですよね。
エージェントY
だからありもしないことを書き込んでたんだな!
伝説のエージェント
まあよい、エージェントY。

閲覧に制限があるからこそ他サイトと比べて信憑性の高い情報を得ることができるというわけだ。ただしすべてが真実かどうかはわからないので、あくまでも参考程度にすることをおすすめする。

検索エンジンを駆使する

伝説のエージェント
次に、転職活動における検索エンジンの便利な使い方を紹介しよう。

検索エンジンのサジェスト機能

エージェントY
以前話を伺った転職経験者の方は、転職の際には必ずGoogleで社名を検索し、サジェストにブラックが出てこないか確認するそうです。
伝説のエージェント
それは賢い使い方だな。
エージェントP
サジェスト機能というと、検索エンジンがこれから入力するキーワードを予測して候補として表示する機能のことですか?

Googleのサジェスト機能

エージェントY
そうそう。予測変換機能なんて言ったりもするね。
伝説のエージェント
他にも企業名や経営者を検索ボックスに入力した際に出るサジェスト候補を確認してみるといいぞ。

「社名 + ◯◯」「人物 + ◯◯」で検索

エージェントY
経営者やスタッフの名前で複合検索すると、企業や個人に関連したニュースや著名人や一般人のコメントが見つかることもありますよね。
伝説のエージェント
うむ。企業の将来性が知りたければ「社名+将来性」や「社名+今後」などで検索するいい。経営者など人物の場合は「人物+評判」や「人物+経歴」などで検索するとより深い情報を得ることができるだろう。

SNSも活用

エージェントP
僕の大好きなFacebookとかTwitterなどのSNSはどうですか?
エージェントY
社長や社員の人柄、労働環境が垣間見えたりするかも。SNSなら個人に直接アタックすることも可能だから、アポ取りに成功すれば社員の生の声を聞くこともできるね。
伝説のエージェント
実際にSNSで企業からスカウトを受けて転職に成功した例などもあることから人事や経営陣がSNSを確認する可能性もある。しかしだからこそ、普段の発信内容には十分気をつけなければいけない。誹謗中傷や激しい内容の発信、大人として疑問に感じる写真など、心当たりのあるのなら注意が必要だ。

エージェントP、ネットは諸刃の剣だ。情報を完全に削除することは難しいので軽率な行動をとると痛い目に遭うぞ。

エージェントP
ハ、ハイィィーーーー
エージェントY
(完全に黒だな。)

SNSは個人を特定しやすいツールですので、もはや趣味としての使用は難しいのかもしれませんね。ビジネスマンであるのなら個人のブランディングツールとして活用すべきですね。

ネットを活用する注意点

伝説のエージェント
ネットの活用で注意しなければいけないのは、すべてを鵜呑みにしてはいけないということだ。「ネットの情報 = 真実」とは限らない。企業にしても経営者にしても有名になればなるほど根も葉もない黒い噂がつきまとうものだ。
エージェントY
ネットで情報を得るには、こういった情報をきちんと選り分ける力がないと何が真実で何が嘘なのかわかなくなりますよね。
エージェントP
ネットは使い方によっては逆効果となることもありそうですね。気をつけます……。
伝説のエージェント
ネットストーキングなんていうと人聞きが悪いが、転職は今後の人生を大きく左右する一大イベント。納得いくまで存分に調査するべきだ。

聞きにくい質問こそエージェントに

エージェントY
年収のアップダウンや勤務時間、休日出勤などの労働環境など、転職活動においてどうしても聞きにくいことってありますよね。そんなときこそエージェントの出番じゃないですか?
伝説のエージェント
その通りだ。エージェントなら聞きにくいことも上手に探ってくれたり、すでに情報を持っていることもあるだろう。
エージェントP
僕ここぞとばかりに質問攻めしてしまいそうです。
エージェントY
それはそれでいいんじゃないかな?なにか引っかかったまま採用されるよりもミスマッチは軽減されるよね。エージェントが持っている情報ならすぐに教えてくれるだろうし。
伝説のエージェント
そうだな。私も疑問は限りなくゼロに近いほうがいいと思うぞ。

まとめ

伝説のエージェント
転職エージェントは心強い存在といえども、売上げがあがらないと存続できない営利企業だということを忘れてはいけない。転職エージェントに任せきりにしてしまうと、単に年収が高いだけの企業に押し込まれたり、入社してみたら実はブラック企業だったなんてことも十分考えられる。
エージェントY
転職の成功への道はエージェントとの相性によっても大きく左右されますよね。
伝説のエージェント
そのためにも相性が悪いと感じたり、質問しづらい雰囲気のエージェントが担当になったら、迷わず変更を申し出るべきだ。
エージェントP
だとしたらエージェントの在籍数が多いところのほうが相性の合うエージェントと出会う確率は上がりますね。
エージェントY
エージェントの在籍数が多いと言えばダントツでリクルートエージェント。次いでDODAJACリクルートメントという順番になるね。
伝説のエージェント
確かにそこが大手の転職エージェントの強みでもあるな。

転職に失敗しないためにもエージェントの在籍数が多い転職エージェントに登録するのはとてもいい方法だ。

エージェントP
でもエージェンを変更してくれなんて言いにくいな……。大きい声で「チェンジ!」って言わなきゃいけないんですよね?
エージェントY
ぺーちゃん、サービスを間違えてるよ。
伝説のエージェント
変更の希望を伝えづらいというのは日本人の特性かもしれないな。そういうときに備えて複数の転職エージェントに登録しておくというのも賢い使い方だ。
エージェントP
なるほど!とても勉強になりました!

>> 転職エージェント徹底比較|プロが教える転職エージェントの選び方