転職エージェントを利用すべき10個のメリット
2020/05/06
エージェントP
ヤスさ~ん、転職を考えてる友人に「オレ様がお前の転職活動サポートしてやるよ」って言ったら「自分の転職先くらい自分で探すわ」って断られちゃいましたよ……。
エージェントY
オレがその友人なら一発お見舞いしてるところだよ。
伝説のエージェント
エージェントPよ、その友人は転職エージェントのメリットをちゃんと理解しているのだろうか?
エージェントY
そうだよぺーちゃん、転職エージェントのメリットは最適な求人を紹介してもらえるだけじゃないんだから。
エージェントP
この僕がサポートするという付加価値以上のメリットなんてないでしょうに。(プンスカ)
エージェントY
ぺーちゃんの話はさておき、このあたりで一度転職エージェントのメリットについてまとめておきませんか?
伝説のエージェント
うむ。転職エージェントを利用するうえでメリットをよく理解しておけば、その利用価値はグッと上がるだろうからな。
目次
1. さまざまな相談に乗ってくれる
エージェントY
ひとりで行う転職活動は孤独で不安な闘いです。不採用が続くとついつい目の前のことしか見えなくなったり、焦りから妥協してしまったり…… いろいろと悩みが尽きないですよね。
伝説のエージェント
そんなとき転職活動をサポートしてくれる担当者がひとり付き、さらにその者が転職のプロだとしたら心強いだろう。
エージェントY
エージェントは面接官ではないので、給与や労働条件など聞きにくいことも気軽に相談できます。複数社から内定をもらったときに第3者の視点で意見をもらえるというのも大きなメリットではないでしょうか。
エージェントP
心の拠りどころがあるだけでも気分的に随分とラクに感じるでしょうね。
2. 非公開求人に応募することができる
エージェントY
ハローワークなどで紹介される求人は基本的に誰でもアクセスできますが、転職エージェントで紹介される求人の多くは一般に公開されない「非公開求人」になっています。
エージェントP
でもなんでまた非公開なんていうスタイルをとっているのでしょうか? もったいぶらずに全部見せてくれたらいいのに。
エージェントY
非公開の理由としてはこんなことが考えられるよ。
なぜ求人を非公開にするの?
採用の負担を軽くするため
エージェントY
少ない採用枠に応募者が殺到すると採用に時間がかかってしまいます。転職エージェントにある程度フィルターをかけてもらうことでその負担を軽減できるのです。
エージェントP
つまり対象外の応募者をふるいにかけて落とすためってことですね。しどいっ!
伝説のエージェント
言い方は悪いが身の丈に合っていない企業に応募してもいずれふるい落とされるだろう。これは企業だけでなく応募者の時間の短縮にもつながることだ。
ライバル社に採用計画を知られないため
エージェントY
例えば一般求人で新規事業部の人材を大量に募集するとライバル社に注目され事業展開に影響を与えかねません。求人を非公開にすることで事業展開をスムーズに進めることができるのです。
社内にも秘密にしておきたい人事異動
エージェントY
役員クラスの求人や人事部の入れ替えなど、社内にもできるかぎり秘密にしておきたいケースにも非公開求人が重宝されます。
エージェントP
ライバル社やら社内にも秘密だとかなんかスパイみたいでカッコいい! 僕やっぱりエージェントになって良かったっす!
伝説のエージェント
こうやって挙げてみるともっともな理由に見えるが、ライバル社や社内対策での非公開求人は稀有なケースだろう。
エージェントY
はい。実情としては単純に登録の誘い水なんでしょうね。やはり隠されると気になって見たくなるものです。人間の心理を上手についてますよね。
エージェントP
確かに! 見たいのに見えないところを見せてくれる写真集「妄撮」と出会ったときのあの異様な猛りといったら…… ヤダ! 興奮してきちゃった!!
エージェントY
ちょっとちょっと!!
3. ネットでは入手できない情報を教えてもらえる
エージェントY
ネットが急速に進化した現代ではわからないことがあっても瞬時に調べることができます。しかし非公開求人のようにいくらネットを駆使しても調べることができない情報があります。転職エージェントはそういった「自分一人では調べることができない情報」を教えてくれることもあります。
エージェントP
自分一人では調べることができない情報って?
エージェントY
「過去にどんな人物を採用したのか」や「採用担当の性格」、「面接での質問内容」など多岐にわたるよ。
エージェントP
えー、どれも採用とか面接に直結する情報じゃないっすか!!
伝説のエージェント
たとえ採用に関わる内容でなくとも企業の風土や職場環境などの情報を得ることができるのも大きなメリットだろう。なかには企業の情報を得るために社内会議に参加するエージェントもいるそうだ。
4. 選考に通りやすい履歴書、職務経歴書が作れる
エージェントY
転職するにあたり履歴書と職務経歴書はほぼ間違いなく必要になる書類です。
転職エージェントに登録すると、人事が重視している点や採用担当者の好み、アピールすべきポイントなどを把握したエージェントが応募書類を添削してくれます。それらを反映させることで選考に通りやすい書類を作成することができるのです。
伝説のエージェント
注意して欲しいのが中途採用の場合、新卒とアピールすべきポイントが異なることだ。これを間違えると書類選考に通過しないこともあるため、履歴書、職務経歴書は転職の第一関門として非常に重要な役割を担っているんだ。
エージェントP
なるほど。書類選考から先に進めない人は書類のチェックだけでも利用する価値は大きそうですね。
5. 履歴書、職務経歴書は一度書くだけでいい
エージェントY
個人的には応募書類はその都度用意したほうがいいと思うのですが、意外と書類作成を面倒に感じる方が多いようです。(ジーーーーーーーー)
エージェントP
(すごい見てる……)
伝説のエージェント
書類作成が面倒かどうかはさておき、転職エージェントに登録すれば何度も書類の提出を求めてくることはないだろう。
エージェントP
な~んだ、エージェントに登録すると書類は一度だけ提出すればいいんすね。な~んだ、書きたかったな~
エージェントY
(ジーーーーーーーー)
エージェントP
か、書きたかったな~(汗)
6. 面接指導が受けられる
エージェントY
転職で一番気になるのが採用面接という方が結構多いようです。自分で練習するといっても限界がありますよね。
エージェントP
ぶっつけ本番で十分では……
エージェントY
(ジロリ)かといってぶっつけ本番で臨んで良い結果になるとは思えません。人生の岐路となり得る転職の面接ですから事前準備は万全にしておくべきでしょう。
伝説のエージェント
そんなときに大きなサポートとなるのが転職エージェントだ。書類の添削同様、応募先企業の情報を知るエージェントが面接を指導してくれることで万全の態勢で臨むことができるのだ。
エージェントY
以前取材したtype転職エージェントさんでは、実際の面接を想定して部長クラスの役員の方が模擬面接を行ったこともあるそうです。
伝説のエージェント
場合によってはエージェントが面接に同席し、面接中や面接後にフォローを入れてくれることもある。採用面接はついつい力んだり緊張しがちだ。こういうときにエージェントのサポートはかなり大きく感じられるだろう。
7. 面接の日程調整や給料の交渉などを行ってくれる
エージェントY
転職エージェントに登録すれば面接の日時調整なども代行してくれるため現職に支障なく転職活動を進めることができます。
エージェントP
エージェントは日本人が苦手とする給与や待遇面についての交渉も代行してくれるんですよね?
伝説のエージェント
うむ。普段から交渉に慣れていないとついつい遠慮しがちになったり、反対に行きすぎた要求をしてしまうなんてことも考えられる。間にエージェントが入ることで不安を残したまま採用されたり、せっかくまとまりかけていた話が消滅…… などという事態を未然に防ぐことができるんだ。
8. 選考結果のフィードバックがもらえる
エージェントY
個人で転職活動を行う場合、面接で不採用になってもどこが悪かったのか知ることができません。転職エージェントは面接後に選考結果のフィードバックがもらえるので、どこがダメだったのかを把握でき、次回の面接に活かすことができます。
エージェントP
なるほど。
じゃあテキトーに数こなしておけばリラックスして本命を迎えることができますね。
じゃあテキトーに数こなしておけばリラックスして本命を迎えることができますね。
エージェントY
口が悪い!
伝説のエージェント
まあよい、エージェントY。
確かに第一志望の前にいくつか面接を行っておけば、本命の面接ではスムーズに自分の言葉で話せ、通過率を上げることができるだろう。
確かに第一志望の前にいくつか面接を行っておけば、本命の面接ではスムーズに自分の言葉で話せ、通過率を上げることができるだろう。
9. 知らない企業を紹介してもらえる
エージェントY
日本の企業は優に400万社を超えるため、自分が知っている範囲で転職先企業を選んでしまってはもったいないと思います。
転職エージェントに登録することで、自分が想像もつかなかったような企業を紹介してもらえる可能性が高まります。
10.無料で利用できる
エージェントY
転職エージェントは求人を募集する企業から報酬を得るシステムのため、基本的に利用者は無料で利用することができます。
エージェントP
これだけのメリットがあって無料というのが一番のメリットかもしれませんね。
伝説のエージェント
しかし無料だからといって遠慮することはない。言い方は悪いがエージェントを使い倒すくらいの気持ちで利用すると良いだろう。遠慮して転職先が見つからないなんて本末転倒だからな。
まとめ
エージェントY
dodaの調査によると、一度は転職を考えながらも現職にとどまった理由として一番多かったのは「給与・待遇が希望に合う企業が見つからなかった」というものだったそうです。
エージェントP
「会社を辞めるふんぎりがつかなかった」という理由が2位にランクインしてるみたいですね。ちょっと意外っす。
エージェントY
転職は、希望に合った企業を見つけることはもちろん大事だけど、決断に踏み切るために背中を押してくれる何らかのきっかけやタイミングも重要なのだろうね。
伝説のエージェント
うむ。転職は人生を大きく左右するイベントだからな。転職するかどうかは複合的な要素が絡んでくるのだろう。
個人での活動と比べて転職エージェントを利用するほうが希望に合う求人を見つけられる可能性が上がるのは間違いないだろう。転職するか否かの決断を迫られたときも業界を知った相談相手がいれば判断材料も増えるだろうし、なにより心にゆとりができるのではないだろうか。
エージェントP
どちらにせよこれだけのメリットがあるサービス。利用しない手はないっすよね!
エージェントP
でも星の数ほどある転職エージェントの中からどうやって選べばいいのでしょうか?
エージェントY
どこの転職エージェントを選べば良いのかは、この記事を参考にするといいよ。
エージェントP
あざっす!
伝説のエージェント
エージェントPよ、一見転職エージェントはメリットばかりのように見えるが、万人にとって最高のサービスではない。転職エージェントだけを偏って利用するのではなく転職サイトや場合によってはハローワークなどさまざまなサービスを活用してみるといいだろう。
エージェントP
あざます!
エージェントY
軽いなぁ