転職は3ヶ月以内にしないとダメという噂は本当?
2016/01/06
転職3ヶ月以内説の真意を探ろう
転職エージェントの中では「3ヶ月も就職活動をすれば普通は就職先を見つけることができる期間なのではないか」という意見と「失業保険の給付期間で一番短いものが90日で、認定を受けてから最後の給付が終わるのが失業から3ヶ月目になるので、その期間中に再就職先を見つけているべきだ」という意見が多い。
その通り。リーマンショック後の不景気の時期や、年齢が高い方など、3ヶ月では仕事が見つからないことも実際には多いだろう。
しかし企業の人事担当の中には、3ヶ月以上離職期間が続いている方はお断りとはっきり言う方もいる。
絶対にやってはいけないこと
履歴書や職務経歴書はありのままに、しかし、前向きに書かなければならない。ごまかしたい、隠したいと思いながら作成した書類や、臨んだ面接で良い結果が出るとは到底考えづらいものだ。
ブランクの理由はそれぞれあるかと思うが、そんなときこそ転職のプロである転職エージェントのコンサルタントに相談してほしい。
病気療養の場合や資格取得などのために就職活動を一時休んでいた場合、単に就職活動が長引いてしまっている場合など3ヶ月で就職ができない理由はさまざまあるだろう。
エージェントの指導のもと、それぞれに対応した書類への記載の仕方や面接での回答の仕方をシミュレーションし、対策を練るのが遠回りなようで最も近道になるのだ。
転職活動が3ヶ月を超えて長引くと自分に自信がなくなったり経済的に厳しくなったりと、精神的にも余裕がなくなったりすることもある。
離職期間の長さが自信のなさにつながる悪循環に陥らぬよう、良き相談相手として、転職エージェントを使いこなしてほしいものだ。