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人事担当者で会社の良し悪しが分かる丨転職で使える裏ワザ

      2016/07/11

【この記事で分かること】
・人事担当者をみることで、会社の質がわかる。
・ちょっと不安な人事担当者7つのチェックポイント
エージェントP
ベテ人(べてじん)さん!! 以前、面接はお見合いだっていう話があったじゃないですか!?
ベテラン人事
勝手に変なアダ名をつけないでいただけませんか?

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エージェントY
面接官と応募者の相互理解を図りましょう、といった内容ですよね。

エージェントY プロフィール

ベテラン人事
ええそうです。人事担当者に積極的に質問をすることで、入社後の齟齬を軽減することができるのです。
エージェントP
そこで思ったんすけど、あっち(面接官)側はプロなので適切な質問とか見るべきポイントを知っているじゃないですか?

こっち(転職者)側は、面接官や人事担当者のどういった点をチェックすればいいんすかね?

エージェントY
ぺーちゃんにしては良い質問だね。

これは実際の人事担当者にしか聞けないことかもしれません。ぜひ教えていただけないでしょうか?

ベテラン人事
分かりました。実は優秀な人事担当者なんてそう多くありません。今回は人事担当者の良し悪しを見極めるポイントについてレクチャーいたします。
エージェントP
しゃーす!!

(おさらい)面接はお見合いです

ベテラン人事
あらためまして、面接はお見合いです。
エージェントP
うーん、そうは言っても面接ってどうしても「受験」っぽさが拭えないんですよね〜。書類を提出したりするところなんかも試験っぽいし……。
ベテラン人事
気持ちはわからなくもないですが、面接は会社を見極める重要なチャンスなんですよ。応募者も会社を選ぶ気持ちで臨まねばなりません。
エージェントY
面接は会社を選ぶためのツールの一つというわけですね。
ベテラン人事
そうです。会社のことはインターネットで調べる程度の情報しか入手できないのが通常ですが、より深く知りたいのであれば、実際の職場を見せてもらったり実際に働くメンバーに会ったりと、内部に近い情報を手に入れたいところです。
エージェントP
でもそんな機会なんてなかなか得られない。じゃあどうするか……。
ベテラン人事
はい、そこで面接です。多くの場合は応募者が実際に会える社員は面接官と人事担当者くらいでしょう。その人事担当者を、会社の良し悪しの判断材料とするのです。

人事担当者の対応で会社の良し悪しを判断しよう

エージェントY
そもそも採用の担当者ってどういった方が選ばれるんですか?
ベテラン人事
人事担当、とくに採用担当者は企業の代表者だと言っても過言ではありません。

会社の方針や文化を理解し、それを普及させることができるであろう社員を採用担当に抜擢するのが通常だからです。

エージェントP
まさにその企業の化身というわけっすね……。
ベテラン人事
また人事担当者がどんなに良い人であっても、その人に仕事が偏ってしまい量的に仕事をさばききれない場合もあります。

その場合は人事担当者のレベルというよりも、会社がマネジメントしきれていないという状況ですね。

エージェントY
人事担当者の対応が悪い場合は「そもそも人事担当者のレベルが低い(そんな人事担当者を抜擢する会社のレベルが低い)」もしくは「人事担当者は優秀だが社内の体制が整っておらず、担当者の仕事が過多になっている」ということで、いずれも避けるべき会社なんですね。
ベテラン人事
そうですね。ただ気をつけたいのは、「人事担当者の対応が悪い」というのはかなりわかり易い例だということです。普段はあからさまにレベルが低いだなんて分からない場合のほうが多いです。

応募後、書類審査、面接と進む中で人事担当者とやり取りをすることが多くありますが、そこで何らかの違和感があった時は少し掘り下げて考えて欲しいのです。

対応が悪いまではいかなくても、「あれ?」と思った際はその程度の会社なのかもしれないと一度疑った方が良いかもしれません。

【保存版】人事担当者疑うべきチェックポイント

エージェントP
それじゃあ、具体的な「疑いポイント」を教えてくださいよ!
ベテラン人事
はい。まとめましたので、こちらをご覧ください。

人事担当者を疑うべきポイント

エージェントY
……どれも普通にありそうですね。

ベテラン人事
そうなんです。例えば「なかなか折り返しの電話がこない」などは、どうしても会社の忙しい時期に重なってしまうと仕方がないこともあるんです。

それでもしっかりとした体制の企業であれば、忙しいながらも何かしらの連絡があると思います。

この中で当てはまる事柄が1つや2つでない場合は、何かしらの疑いを持つのが賢明でしょう。

疑うことと同じくらい信じることも大切です

エージェントP
うーん、人事担当者を見る目が変わってきますね……。
ベテラン人事
一方で疑うだけでなく、人事担当者と接してこの人と「一緒に働きたい」と思えるかどうか自分の気持ちもチェックしてみてください。

良かれ悪しかれ、入社まで、また入社後一番初めにお付き合いするのは人事担当者なのですから。

エージェントY
疑うだけでなく、信じるということですね。
ベテラン人事
その通りです。内定が出た後に入社しようかしまいか悩むこともあるかと思いますが、そんな時にこそ人事担当者がどのような対応ができる人なのかを今一度考え直して欲しいのです。

優秀な人事担当者であれば、合格しそうな人だと思ったら面接官や会社からの合否判定が出る前に、入社を気持ち良く入社してもらうためには……、入社後活躍してもらうためには……と考え、入社のモチベーションを高めようと動き出すはずです。

エージェントP
たとえばどういったフォローがあるんすか?
ベテラン人事
事前の電話なんかはよくあります。「内定が出たら他の企業の選考を辞退していただけますか?」などの切り口で、暗に内定の意思を確認したりもしますね。
エージェントY
しかし……、人事担当者一人の対応を会社全体のことと捉えて良いものでしょうか?
ベテラン人事
これはズバリですが、良いと思います。

人事担当者は会社の鏡です。彼ら(彼女ら)をつぶさにチェックすることで会社が仕事や社員に対してどのようなスタンスで臨んでいるかをうかがい知る事ができるのです。

採用選考が進む中で、人事担当者をこれまで以上に細かく観察するようにしてみてください。

エージェントY
なるほど! 今回も勉強になりました。ありがとうございます。
エージェントP
ベテラン人事さんのこともつぶさに観察してもいいですか?
ベテラン人事
通報しますよ。
エージェントP
(この人、僕にだけ厳しくない???)

伝説のエージェント
……このように転職活動はプロの助けを借りることでライバルと差をつける事ができる。できることなら転職希望者一人ひとりに、元人事担当者のベテランアドバイザーを付けてやりたいのだが、そうもいかないのが現実だ。

そこで利用して欲しいのが【転職エージェント】だ。

彼らは完全無料で<転職希望者諸君のサポートについてくれる。面接や応募書類の対策をしてくれるだけでなく、採用担当者と直接合否に関するやり取りをしてくれる場合もある。これは元人事担当者にもできないサービスだ。

今転職をする気がない者でも、近い将来の転職を考えている者は相談だけでも構わないので門を叩いて欲しい。「良い案件が会った時だけ連絡がほしい」など、転職エージェントの使い方は転職希望者の数だけあるのだから。

転職失敗バスターズとしては、エージェント在籍数の多い「リクルートエージェント」を推奨しているが、より自分に合ったエージェントを見つけたい者は比較ページでエージェントを見比べてみてくれ。

転職希望者諸君の転職活動がうまくいくことを心から祈っている。

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