中途採用に最適な時期とは?|中途採用の求人は時期によって大きく変わる?
2016/07/06
中途採用の求人数が最も増加する時期を知るべし
企業が実施している人事採用は主に、新卒、第二新卒、中途採用の三種類に大別される。
二十代の新卒、第二新卒が応募者の成長性や可能性を重視されるのに対し、即戦力として期待される中途採用は過去の職務経歴や技能などが選考の決め手になるんだ。
近年では景気の回復に伴い徐々に求人倍率が上昇傾向にあるとはいえ、やはり中途採用での転職は新卒採用よりもハードルが高いことは否めない。
中途採用は、年間を通じて不定期に行われる人材採用であり、条件が合えばいつでも転職を実現させることが可能だ。しかし、時期によって求人数は大きく異なります。効率的に転職活動を行うためには、このようなタイミングに気を配ることも重要といえる。
全国的に見て、中途採用の求人数が特に増加するのは、3~4月と9~10月頃だ。
この時期は、事業計画の期の節目であり、新人を募集する上でうってつけの時期だ。期末は人事異動や退職者が増える時期でもあり、企業は人員補充に躍起になる。転職活動者にとって、まさに絶好の狙い目の時期なのだ。
しかし、求人数が増えたからといって必ずしも採用まで漕ぎ着けられるとは限らない。大切なのは、この推移をどのように自分の転職に活かすか、だ。
実際、上記の時期とは若干ずれた5~8月、11~2月頃にも中途採用数の増加傾向が見られる。他の転職活動者との競合を避けるために、あえて求人募集数がピークに達する時期を外して転職活動を行っている求職者もいるのだ。
企業としても新卒採用と中途採用で異なる業務を任せたいという思惑もあるため、この戦略はなかなか効果的だと言える。
企業情報を調べてから応募に至るまでには多少時間がかかるため、転職予定日の1~2ヶ月前から求人情報を集めておくと良いだろう。
また、実際に転職に向けて行動する際にも、自分の経歴に見合った時期をよく考える必要がある。
年齢制限がかかっている求人は少なくない。現状に甘んじていつまでもためらっていると、転職のチャンスそのものを失いかねないのだ。キャリアアップを図りたい者は、早め早めに、積極的に行動することが求められる。
と、ここで焦ってはいけない。
短期間に複数の職場を転々としていると、人間性に欠陥があると判断されて採用の際に非常に不利になるからだ。中途採用は過去の経歴を非常に重視されるため、最低でも1つの職を2~3年以上は全うすることが肝心だ。
リクルートエージェントでは、転職成功実績No.1の採用支援サービスを提供している。ぜひ、成功までのプロセスを確認してイメージを掴んで欲しい。