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第二新卒向けの転職エージェント|20代の転職事情

      2015/12/24

第二新卒こそ転職エージェントを利用すべき?

エージェントY
近年では3割もの大卒が就職後短期間で会社を辞めてしまうと言われています。
エージェントP
ええ、そんなに多いんですか……?
伝説のエージェント
本当だ。かつ辞めていく者は今後も増加の一途をたどるのではないかと思っている。
エージェントP
せっかく自分で決めて入った企業なのに、どうして……。

その要因は理想と現実の不一致にあるのだろう。

就職先で自分の思い描いていた仕事とまるで異なる業務に直面し、自分の浅はかな就職活動を悔いてしまうのだ。「心から真剣に就職活動に臨んだ」と言える者が少ないのが実情だからな。

すると今の仕事に耐えられず、転職という選択肢に手を伸ばしてしまうのだ。

しかし、学校卒業後に就職した会社を3年以内に退職して転職する場合、「第二新卒」というカテゴリに分類され、一般的な新卒とは異なる扱いを受けることを覚えておいてほしい。

第二新卒の転職は不利なのか?

多くの企業はできるだけ長く社員に働いてもらいたいと期待している。その点では、前職を短期間で辞めた経歴を持つ第二新卒は信頼性に欠け、会社にとって受け入れがたい存在なんだ。

社会において人間の信用性は決して軽視できない要素だ。新卒を募集する求人に比べ、第二新卒用の求人は非常に少ないのも当然といえば当然だろう。

エージェントP
そんな……、絶望的じゃないですか……。
エージェントY
短期間ではどんなに辛くても辞めないほうがベターということでしょうか?
伝説のエージェント
いや、一概にそうとも言えないぞ。第二新卒にもちゃんと需要があるのだ。

まず、第二新卒には、新卒にはない社会経験を備えているという利点がある。

企業は新人社員に対して社会人としてのマナーや技能などさまざまな社員教育を施さねばならず、どうしても時間と手間がかかってしまうところだが、第二新卒は前職で最低限の社員教育を受けているため、このコストを削減することができるんだ。これは企業にとって大きなメリットとなるだろう。

実際、最近では即戦力として登用するために積極的に第二新卒を募集する企業も増えてきている。こだわりの強い新卒よりも従順な第二新卒を採用した方が都合が良い場合もあるということだ。

従って、第二新卒が転職を図る際は、第二新卒を優遇する求人を率先して選ぶと有利に転職活動を進められるということだ。

第二新卒転職の注意点

伝説のエージェント
ただ気をつけて欲しいのは、第二新卒を積極的に募集している企業の中には、彼ら(彼女ら)を「扱いやすい存在」として受け入れているところもあるということだ。
エージェントY
……「扱いやすい存在」ですか?
伝説のエージェント
そうだ。過酷な仕事を押し付けることのできる使い勝手の良い存在、ということだな。藁をもつかむ思いでやってきた第二新卒を利用する、悪質な手口だ。
エージェントP
そんな……、それじゃあ何のために転職したのか分かりませんね……。

言うまでもないが、前職が嫌だったという稚拙な動機で転職を繰り返しても、ますます転職先の幅が狭まって自分で自分の首を絞めるだけだろう。

仕事は自分の一生に関わる大切な問題だ。だからこそ自分がどんな業務を行いたいのかをよく検討し、慎重に行動に移すことが重要なのだ。

エージェントP
でも、第二新卒の求人を優先して採っている優良企業なんて、自力で見つけられるものなんですか?
伝説のエージェント
まあ、難しだろうな

だからこそ、転職エージェントを利用しよう。

エージェントとの面談の際に「第二新卒なので……」という不安を打ち明けるだけで大丈夫だ。エージェントはプロだ。あとは優先的に第二新卒を採っている企業を紹介してくれるだろうし、そういった話も持ちかけてくれるだろう。

エージェントY
もちろんエージェントによって技量の個人差はあるので、できる限り大手のエージェント企業に登録し、選択できるエージェントの幅を広げることが肝心ですね。
エージェントP
エージェントは代えられるんですよね!
伝説のエージェント
その通りだ。詳しくは以下の転職エージェントの選び方ページを参考にしてほしい。このサイトを上手く活用し、ぜひ第二新卒の転職成功に役立ててくれ!

>> 転職エージェント比較|プロが教える転職エージェントの選び方