司法書士試験で人生の一発逆転を狙え!丨司法書士になるには
2016/07/29
・司法書士の実務内容
・司法書士の試験内容
・司法書士試験合格にオススメの資格スクール
目次
登場人物
司法書士とは
では今回は司法書士の仕事内容から、ほとんど法律について学んだことのない初心者が合格するためのスクールまで、「司法書士を目指すための全て」を丁寧に解説していこう。
司法書士ってどんな仕事だろう?
そもそも司法書士とはどういった職業だろうか?
司法書士の実務内容は大きく分けて3つある。
司法書士の業務その1. 登記業務
まず登記業務には『不動産登記』と『商業登記』がある。大きなウェイトを占めているのが不動産登記業務だが、簡単に言うと不動産の所有権の移行を管理する業務だ。
そうだな。そのケースだと土地の売買に立ち会ったり、所有権が移行されたことを証明する書類を作成したりする業務が発生するだろう。
司法書士の業務その2. 訴訟代理/裁判事務
続いて「訴訟代理/裁判事務」。簡易裁判所に限るが、弁護士の代理として法廷に立つことができる。
近年多いのは債務整理のケースだ。いわゆる過払い金の返還請求で、貸金業者に支払い過ぎた、本来払う必要がなかった利息を回収するために起こす訴訟だ。
司法書士の業務その3. 成年後見業務
最後は「成年後見業務」といって、例えば高齢者が認知症や知的障害などの理由で財産管理が難しくなってしまった場合に、司法書士が代理で管理を行うことができる。
例えば老人ホームの契約などを結ぶことができるだろう。
その通りだ。すなわち、司法書士の需要もこれからより高まることが想定できるだろう。
こちらの動画では司法書士の業務について10分程度で簡潔にまとめてくれている。非常に分かりやすくかいつまんで説明がされているので、一見の価値ありだ。
司法書士にはどんな魅力が?
女性にモテるかどうかは定かではないが、安定していて将来性があることは間違いない。
魅力その1. 安定している・将来性がある
安定性についてだが、先ほど説明した「登記業務」を思い出して欲しい。登記業務には『不動産登記』と『商業登記』があるが、これは土地と会社の権利にまつわる業務だ。土地のある所、会社のある所には必ず登記業務が発生することになる。
つまりこの日本から土地と会社がなくならない限り、司法書士の仕事がなくなることはあり得ないのだ。
また将来性もあるといえるだろう。
司法書士の魅力の一つとして、独立(開業)することが他資格と比べても容易であるということが挙げられる。
司法書士試験に出題される問題が実務に直結していることや、試験後に日本司法書士会連合会が実施している「新人研修」を受けられることなどから、実務に必要な知識をスムーズに習得することができるのだ。
やりがいも十分だ。
先程エージェントYが言ってくれた通り、「成年後見業務」は高齢化社会に伴って増加の一途をたどるだろう。これにより、市民の最も身近な法律家として人々を救うチャンスが増えていく。将来性だけでなく、やりがいの観点からみてもたいへん充足した資格であるといえるのだ。
魅力その2. (特に女性にも)人気の資格
ちなみに女性にモテるかは分からないが、司法書士は女性にも人気の職業だ。
書類や細かい数字の管理を扱う司法書士は、女性ならではの丁寧な気配りが活きることも多分にあるだろう。
また独立開業をによって仕事の量を自分で調整することができる。これにより育児と仕事の両立が現実的になるのも、人気の理由の一つだろう。
魅力その3. 企業内でのアピール力も非常に高い
独立開業をしないとしても、司法書士試験は就職や転職に有利に働くことが多い。司法書士試験は司法試験に次ぐ難易度とも言われ、権威ある資格なのだ。
登記業務の観点から不動産業界では当然重宝されるだろうが、いち法律家として一般企業の法務関連業務に携わることも十分可能だ。
司法書士試験のスケジュール【2018年度合格版】
そんな司法書士だが、試験は例年7月の第1日曜日に実施される。
具体的なスケジュールは以下の通りだ。
司法書士試験の内容
司法書士試験は午前と午後の部に分かれて実施される。
時間と問題数はこのような配分になっている。特徴的なのは
「基準点」という制度が設けられているということだ。
司法書士試験の「基準点」とは?
基準点とは一つの足切りだ。
試験後に全体の点数を鑑みて設定されることから、毎年受験生を悩ませる要因だと言える。
平均点が高い年は基準点が高く、難しい年は基準点が低いと考えてもらえれば明解だろう。
この基準点が少々厄介で、まずは午前午後の択一式試験で基準点に満たないと、午後の採点を受けることすらできない。
同じ試験の中でも細分化され、足切りがあるのだ。
ちなみに、筆記試験の後には口述試験が控えているが、これはほぼ100%の合格率を誇っている。勝負の分かれ目は筆記試験だと思ってもらって間違いないだろう。
司法書士試験を受けるということ。
率直に、司法書士試験は難関だ。
例年合格率は3%代となっており、素直に高難度であるといえるだろう。
ただしここまで説明した通り、挑戦する価値は十二分にある資格だと断言できる。
合格者が少ないだけに合格後の就職、また収入面は恵まれている。
開業することで自分の仕事量をコントロールすることも可能であるため、一生自由に食いっぱぐれず生きていけるといっても過言ではないだろう。
司法書士試験には受験資格も特にない。年齢制限、最終学歴、国籍まで関係なく受験することが可能だ。これまでの経歴や学歴をすっとばして、誰でも一発逆転を狙えるのだ。
それでいて、法律のプロフェッショナルとして多くの人助けをすることができる。
これまでの人生を帳消しにして未来への新たな一歩を踏み出す切符になりえる、それが司法書士という資格なのだ。
努力は必ず報われる、と言いたいところだが、必ずしもそうでないことが現実だろう。
そこで、このように高難度の試験では資格取得専門のスクールに入ることを強く推奨している。
今回紹介するのは、LECという働く者のキャリアアップを支援しているスクールだ。
なぜLECが良いのか?
私としては本当に基本のキから教えてもらいたい初心者なんですが、その点も大丈夫でしょうか?
そういった者にこそ挑戦してもらいたいのが、今回紹介する「2018年合格目標 新15か月合格コース<秋生>」だ。
LEC東京リーガルマインドというスクールが実施しているカリキュラムで、これから新たに勉強を始める者が、2018年の司法書士試験合格を目指すためのプログラムとなっている。
LEC(レック)のここがオススメできる
LECは1984年からこれまで30年以上司法書士試験について研究を重ねてきたスクールだ。今回紹介している「15か月合格コース」も、開講から31年になる。
長年の指導で蓄積された受験生の正答率がデータベースとしてあるので、間違えやすい問題などを効率的に学習することができるのだ。
もちろんその蓄積はテキストや講義にも徹底的に反映されており、とにかく合格にコミットした勉強が可能だ。
また今回紹介しているのは「通信クラス」という、実際に通学しないで学ぶスタイルのコースだ。
Web経由の動画視聴で授業を受けることとなる。
最も大きな特徴は、学習に時と場所を選ばないということだろう。そもそも会社に努めていたり学校に通っていたりする者は、同時進行でもう一つのスクールに通うのがなかなか難しい。
それを可能にしたのが「通信クラス」だ。授業をいつでもどこでも受けられるということの恩恵は思いの外大きい。帰宅後の寝る前や出社(通学)前の早朝など、時間がない中でも学習時間を自由に捻出することができる。
ちなみに、Web動画コースとDVDコースがあるが、自宅にインターネット環境が整っているのであればWeb動画コースでも良いのではないかと思う。DVDコースのほうがやや高額になっているからな。
具体的なカリキュラム
これが「2018年合格目標 新15か月合格コース<秋生>」カリキュラムの全容だ。
詳しく説明していこう。
まず、ステップが三段階に分かれていることが分かるだろうか。「1st Stage」「2nd Stage」そして、「Final Stage」と続いている。
「1st Stage」
特に重要なのが「1st Stage」だ。ここでは、法律の学習経験がない者でも理解できるように、インプット→アウトプットの流れを汲んで学習を行う。
まずはインプット。全130回の講義を段階的に学んでいく。
特徴としては、学習方法から教えてくれるということだ。法律の知識がなくても分かるように、難解な法律用語や理論は丁寧に説明してくれるぞ。
全130回の講義は出題数や重要度によって講義回数が異なる。今回のコースではだいたい週2〜3回で修了するので、通勤通学の間に時間を見つける勉強法でも、無理なく完走することができるだろう。
選ぶことができる。
130回もの講義になると、相性によって学習の進捗も変わってきてしまうかもれない。そのため本コースでは同内容でも専任講師を2名置くことにより、より自分が学習に集中できる講師を選ぶことができるのだ。
無料体験があるので、両者の講義を聞いて雰囲気を感じ取ってから選ぶのが良いだろう。
知識を詰め込んだら次はアウトプット、つまり演習だ。
科目ごとの問題演習で、インプットされた知識が本当に身になっているかを確認するとともに、問題を解くこと自体が知識のインプットに繋がるだろう。
いや、それでは知識の定着を計るのが難しくなってしまう、そのため、各科目の講義が終わったら都度科目ごとのチェックテストを行うことが推奨されている。
試験内容の項目でも説明したが、試験は択一式のものと記述式のものがある。その記述式の徹底対策として記述解法講座が設けられているのだ。
やはりこういった記述問題は「受かるための答案作成力」が求められる。このようなテクニックは、独学ではなかなか習得できないことだろう。
「1st Stage」の最後に、最下部のフォローアップについて説明しよう。
「一問一答形式 重要論点聞き流し講座」となっているが、これは繰り返しの学習による知識の定着を狙いとしている。
この講座では講師が一問一答形式で問題を解説している。音声のみでも理解できる内容なので、音声ダウンロードを行って通勤通学のスキマ時間に解くのが効果的な活用方法となるだろう。
「2nd Stage」
試験日が近づくと、いよいよ「2nd Stage」いわゆる模擬試験だ。
本試験を意識した問題内容であるのはもちろんのこと、配点、時間配分まで本試験に則っている。本試験のシュミレーションになるので、本番の予行練習まで万全になるのだ。
「Final Stage」
筆記試験に合格すると、口述試験のための対策も行ってくれる。口述試験の合格率はそもそも非常に高いが、念のためのという意味では受ける価値のある講座だろう。
31年の講義の中で、改善に改善を重ねてきたのだ。まさに進化を続けるカリキュラムだ。
※カリキュラムは全てLEC公式ページより引用
http://www.lec-jp.com/shoshi/start/autumn.shtml?_ga=1.206602326.454265268.1468907182
こんな人におすすめ
まず、前提としてこのコースは初心者向けのものである。
もちろんゴール地点は合格だ。それは間違いない。ただ既に法律学習の経験がある者は、より中級者を対象としたコースのほうが良いかもしれないな。
ゼロから手取り足取り指導されたい者、段階的に知識を定着させたい者に特に推奨できるカリキュラムだ。
また本カリキュラムは通信講座のため、仕事や学校と両立したい者にも向いていると思う。15か月をかけてじっくり着実に合格を狙って欲しい。
決して安くない授業料だが……、
これは自分に対する投資に他ならない。15か月のカリキュラムなので、月額にすると3万円強だ。これは他の資格講座の授業料と比べて高過ぎるということは決してない。
初期投資に関しては賛否両論あるが、合格後に得られる収入や充足を考えれば十分取り返せる額だ。
金額を見ると二の足を踏んでしまうかもしれないが、月額で考えれば、ということと、合格さえすれば回収は容易であるということをよく考えてもらいたい。
合格率3%の壁は高い。時には自分を(授業料を先払いしているという)崖っぷちに追い込むことも必要なのかもしれないな。
早期割引キャンペーンあります
それでも値段が……、と言う者に朗報だ。今なら早期割引キャンペーンとして、なんと6万円も割り引かれる。
つまり、47万1160円が41万1160円(DVD版は51万2200円が45万2200円だ)となるのだ!
ただし早期料金の申し込み締め切りが2016年7月31日までとなっている。まもなく締め切だ。ちょっとでも興味のある者から人生を変えたい者まで、申し込みの意思が少しでもある場合は急いだほうが得をするかもしれないぞ。
>> LECの2018年合格目標 新15か月合格コース<秋生>で司法書士を狙う
かの有名な司法試験だと、法科大学院過程を修了しなければならなかったり、予備試験に合格しなければならなかったり、スタートラインに立つのも一苦労な場合が多いですよね。
その点、司法書士試験は特別な受験資格が必要ない。これまでの職歴、学歴を一切無視して挑戦することができるんですね!
いま、ぼんやりと過ごして漠然とした不安を抱えている方にこそ挑戦してもらいたい、一発逆転の転職になりそうですね!